あの名作ホラーゲームがリメイクされたよ!
あの名作ホラーゲーム「バイオハザード4」のリメイク作品である「バイオハザード RE:4」が間もなく発売!オリジナルである「バイオハザード4」が本当に面白いゲームなので、そのリメイク作品が面白くないはずがない!
というわけで、今回は現在配信中の体験版をプレイしてみました。プレイしてみての感想や本編に期待することなどを書いていきたいと思います。実際にプレイしてみて思ったのですが、体験版という短い体験にも関わらず、期待を裏切らない出来でした。本編への期待が高まるばかりです。
そうは言うけれど、何がそんなに良かったの?
では、実際に見ていきましょう。
「バイオハザード4」は2005年にカプコンからゲームキューブ用ソフトとして発売されたサバイバルホラーゲームです。その後もPS2やwiiに移植されたり、後続機でもHDリマスターが配信されたり、幅広いハードでプレイする機会があったので、プレイしたことあるよという人も多いのではないでしょうか?
DL版も含めると全ハードで全世界累計1,000万本以上売れてるんだって。
すごい!
前作からのグラフィックの進化はもちろん、敵がt-ウィルス由来のクリーチャーから別の寄生虫由来のクリーチャーに変わったり、カメラも俯瞰視点から肩越し視点に変わったり、シリーズの1つの転換期に位置する、実に意欲的なゲームでした。
実のところ、楽花生はゲームキューブでプレイしたことはないのですが、動画を見ながら 面白そうだな、やりたいな と思っていたのを覚えています。そして、初めて手にしたのがwii版の「バイオハザード4」。wiiリモコンを使った直感的な操作がゲームとマッチしていて、めちゃくちゃはまったのを覚えています。
さて、そんなゲームが どういった形でリメイクされたのでしょうか?
「バイオハザード RE:4」をプレイして、まず感動するのは そのグラフィックの美しさです。今でも見劣りしないオリジナルのグラフィック。それが HDリマスターで さらにきれいになったにもかかわらず、今回のリメイクで さらにきれいになっているんです!
オリジナルで見た あんなシーンやこんなシーン、そのすべてが最新技術で表現された美麗なグラフィックで再現されているのですから、感動するなという方が無理があります。
進化したのは もちろんグラフィックだけではありません。オリジナルが発売されてから今日まで、TPSというジャンルのゲームは数多く発売され進化してきましたが、「バイオハザード RE:4」も現代のゲームらしく 気持ちよくキャラクターを動かせるように操作性が向上しています。
オリジナルって、実は武器を構えながら移動ができなかったんですよ。当時こそ あまり気にならなかったのですが、最近のゲームに触れてからプレイすると、そのことに すごくストレスを感じてしまうんです。では、「バイオハザード RE:4」はどうかというと…安心してください、当然、銃を構えながら移動することができます。
たった それだけのこと?と思うかもしれませんが、これだけで遊び心地は大きく変わってしまうんです。
体験版をプレイして、一番感動したのは ちゃんとホラーしているという部分。オリジナルも”サバイバルホラー”というジャンルを謳っているだけあって、狂気に満ちた村だったり、地下施設で遭遇する不気味なクリーチャーだったり、たしかにホラー要素はあるのですが、どうしてもアクションゲームとしての面白さの印象が強いように思います。この傾向は、その後のシリーズでも「バイオハザード7」でホラーゲームに原点回帰するまで続いてしまうわけですが…。
では、「バイオハザード RE:4」ではどうかというと、最近のバイオハザードのように ホラーがしっかり打ち出されているように思いました。初めてプレイアブルで村人と敵対するシーン…あまりの不気味さにビクッとしてしまったほどです。
体験版の短いプレイ時間の間でも、しっかりホラーを意識して作られているのがわかるのですから、本編の あんなシーンやこんなシーンが いったいどんな風に表現されてしまうのか、期待するしかありませんよね。
製品版でリヘナラたんに出会ったら ちびっちゃいそうだね…。
ちょっと待って。
このゲーム、難しいんだけど…
体験版をプレイしていて驚いたのは その難度。クリアするまでに何度ゲームオーバーになったことか…。自分で言うのもなんですが、楽花生はゲームが下手というわけではありません。これでもシリーズは一通りプレイしていますし、オリジナルを最高難度の”professional”でクリアするだけの腕を持っているつもりです。
そんな楽花生でさえも何度もゲームオーバーになってクリアできる難度。購入者の間口を広げるための体験版なのに、これは かなり攻めた難度に設定しているなと思いました。その分、クリアできた時の達成感も大きいんですけどね。
体験版でこの難度なので、本編も きっとやりごたえのある難度になっていることでしょう。「ソウルシリーズ」や「世界樹の迷宮」が大好きな Mっ気たっぷりな楽花生としては、たまらないゲームとなることでしょう…。
ただ、最近のゲームよろしく、チェックポイントもこまめに設定されると思うのでコンティニューも簡単にできるでしょうし、体験版にはないですが、製品版では当然、難易度の設定もできると思うので、アクションゲームが苦手だよ、という人も、そこまで心配する必要はないのかなと思います。
リメイクが発売される時の心配事の1つとして、リメイクされることによって まったく違うゲームになってしまうのではないか、というものがあります。ゲームが面白くなくなっていたり、ゲームは面白いのだけれど、側だけ似せた まったく別のゲームになっていたり…。
しかし「バイオハザード RE:4」に関しては、そんな心配は まったくないように思いました。たしかに、グラフィックはきれいになり、操作性も現代のゲームに合わせたものになっているのですが、その空気感は まさに「バイオハザード4」であると感じました。冒頭のオープニングシーンだったり、狂気に満ちた村の雰囲気だったり、おなじみの空耳だったり…。
…最後のはともかく(ファンには嬉しい要素ではありますが)、随所にオリジナルがリスペクトされているように感じました。そのため、オリジナルが大好きだ!という人でも、安心して遊べるゲームになっていると思います。体験版を遊んだだけなので、絶対大丈夫とは言い切れませんが、体験版を遊んだ限りでは心配する必要はないように思いました。
ただ1つ…ただ1つ言わせてもらうとすれば、オリジナルで助けられたワンちゃんが助けられないのは、納得いきません…!本編では 助けられることを祈るばかりです。
さて、そんな体験版ですが、プレイヤーを楽しませようと遊び心満載の内容になっていたりします。
ゲームを遊ぼうとすると、ごくまれに出現する、この体験版でしか遊べない高難度モード「MAD CHAINSAW MODE」が用意されていたり、特定の手順を踏むと、体験版で使用できるようになる隠し武器が用意されていたり…。最近のバイオハザードの体験版の傾向からして、他に隠し要素がありそうな予感も…。そういった要素を探してみるのも、バイオハザードの体験版を遊ぶ醍醐味と言えるかもしれません。
また、クリアタイムを競ってみたり、ゲーム中で手に入る通貨でハイスコアを狙ってみたり、体験版にもかかわらず、やり込み要素も用意されていたりします。製品版の発売日までの数日間、体験版を遊び倒すのもいいかもしれません。
「バイオハザード RE:4」の体験版はPS4/PS5/Xbox Series X|S/PCで遊ぶことが可能です。基本無料で遊べますので、気になっている方は手に入れてみては いかがでしょうか?体験版なので ボリューム自体は多くないのですが、そのプレイ体験は きっと濃いものになると思いますよ。
体験版を遊んで面白いと思ったら、
ぜひ、製品版も購入してみてくださいね。
Xbox Series X|Sに関して、1点だけ注意を。基本は無料で遊べますが、Xbox Series X|Sに関しては100円で購入する必要があるようです。ただ、こちらも本編を予約・購入すれば無料になるということなので、気になっているという方は本編を予約しちゃうのも手かもしれませんね。
製品版の購入を決定する前に 体験版で遊んでおきたいよ、という方は素直にPS4やPS5、PCで体験版を遊びましょう。
というわけで、今回は「バイオハザード RE:4 Chainsaw Demo」の紹介でした。気になった方は、ぜひ体験版を遊んでみてくださいね。本編は気が向いたら記事にしたいと思います。